第36話:言いたいことも言えないこんな世の中じゃPOISONだが、おぢさんはおぢさん。

言いたいことも言えない
こんな世の中じゃ POISONだが、おぢさんはおぢさんをだますことなく生きてゆく OH OH の話。

移動中、ふと車の中で 反町隆史氏の
「POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~」が流れた。

「言いたい事も言えない
こんな世の中じゃ POISON」

あのフレーズは、若かったおぢさんの苛立ちを
代弁してくれた。
今、この曲を聴き直すと思う。世の中は
「言いたいことが言える」場所になったのか?

POISON が流行っていた
あの頃、発信の場は少なかった。
テレビや新聞は大手の独壇場で おぢさんみたいな低下層にいる人間の声が世間に届くなんて
夢のまた夢。
いざ不満をポロッと口にすると
「若造が生意気言うな」と一蹴され言葉を選ばず吐き出した本音は、 すぐに跳ね返された。
「言いたい事も言えない」というのは、まさに
その通りだった。 当時のおぢさんは、
言葉の重みなど、あまり深くは考えていなかった。
思ったことをそのまま言う若気の至り。
ある日、先輩に「その言い方じゃ誰も聞いてくれねえぞ」と
諭されたが「どうせわかんねえよ」と投げやりだったこともある。
今振り返ると、言葉選び一つで相手との関係や自分の立場が 変わるということを
もっと真剣に考えればよかった。

今は誰もが意見を発信できる
時代となった。SNS では、政治、コロナ、ジェンダー、など
なんでもありの議論が飛び交っている。

先週 SNS で「POISON」を引用して「今も言いたいこと言えない。炎上怖い」と
つぶやいてる方を見かけた。確かに、技術的には自由に 発言できる。おぢさんも
自分の趣味や思想など
SNS で気ままに投稿してる。しかし、なにか引っかかる。確かに SNS はすげえ。
しかし、言葉の選び方が命取りになる。
キャンセルカルチャーだ。デリケートな話題、
ジェンダーや歴史問題に触れるとすぐに批判の嵐。
SNS でタレントが
軽率なコメントをして、 数千件のリプライで炎上、謝罪に追い込まれた。
なんて記事もよく目にする。おぢさんも仲間と政治経済の話で盛り上がったとき、
「SNS でそんなこと言ったらヤバいぞw」と笑い合うこともあるが、内心ヒヤッとする。 自由に発言できるはずなのに、言葉を一つ間違えると、

仕事や人間関係にまで影響する。言葉というのは、
ただの道具ではなく刃なのだとこの歳になって気づく。
鋭く使えば人を動かせるが、雑に使えば自分も傷つく。 反町氏が歌う「POISON」の
「毒」は、昔は社会の空気や上下関係だったが、今は
「炎上」や「誤解」を招く。言葉そのものが新たな「毒」だ。

2020 年頃、2 ちゃんねると X で「POISON」が
「赤ちゃんが泣き止む曲」としてバズった。
反町氏の事務所が YouTube で検証動画を出し
音響研究所が「ギターの音と反町の低音ボーカルが
赤ちゃんを落ち着かせる」と分析をした。
毒(POISON)なのに、赤ちゃんを癒す薬」
になるとは。

この話と言葉の選び方はリンクすると考える。 社会の「毒」
理不尽なルールや圧力は、言葉をどう使うかで
「薬」に変わる。 SNS を見ていると、攻撃的なコメントや 過激な意見が目立つ。
しかし、言葉を丁寧に選べば、埋もれていた声を
届ける力がある。

おぢさんは SNS で投稿する際は
「人様に読んでいただいている」

ということを心がけている。例えば、単に「ムカつく。」
「日本オワタ。」じゃなく、
「こう改善したらどうかな?」と書く。そのことで、
意外な人から「いい視点だね」 と反応がきて繋がりが生まれる。
「POISON」の「俺は俺をだますことなく生きてゆく」は、言葉を偽らず、でも丁寧に選んで自分を表現することなのだと、 おぢさんは思う。

言葉を選ぶということは、ただ無難に振る舞う
ということではない。相手を尊重しつつ、
自分の信念を伝える技術だ。おぢさんが若い頃は
「本音=ストレートに言うこと」だと思っていた。
しかし、ストレートでも、 言葉のトーンやタイミング、相手の立場を考えないと、ただの刃になる。kotoba
逆に丁寧に選べば、言葉は人を動かし、
世の中を変える「薬」になる。

当時のおぢさんは、他人の顔色を伺い、
飲み屋で愚痴るしかなかった。今は SNS で世界中に意見を
届けられる。すげえ変化だ。
だが、言葉の重みは変わらない。日本の「空気を読む」文化は、 ネットでも生きている。
過激な意見を言うと、
「空気読めよ」と叩かれる。報道自由度ランキングで
日本が 68 位(2025 年)というのも、メディアや政府への忖度が続いているという証拠だ。
昔も今も、言葉を間違えると跳ね返される。
会社や所属団体の会議でも、おぢさんは言葉を選ぶ。
意見を求めるとき、
きつい言い方ではなく、
「あなたはどう思いますか?」と柔らかく聞く。
POISON の歌詞にある
「戦う事も必要なのさ」
という言葉は、言葉を武器に 丁寧に戦うことなのだと思う。
言葉を選ぶのは、弱さじゃない。自分と相手を尊重する強さだ。

車で移動中、車内で
「POISON」を大声で歌った。おぢさんの歌唱力では
反町氏の迫力は出ないが、なんかスッキリする。
言いたいことを言うには、
勇気と、言葉を選ぶ覚悟がいる。その一言が、世の中を
少しマシにするかもしれない。

まぁ、結局、
何が言いたかったかというとそんな言葉の重みを胸に、 おぢさんはおぢさんを
だますことなく生きてゆく OH OH ということだ。

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