第1話:新潟に住むおぢさんが突然コラムを書くことになった件

ひょんなことからコラムを書かせていただくことになった。

今までSNSではコラムっぽい投稿をしていたわけだが、こうして本格的にご依頼され、コラムを書かせていただくというのは人生初体験である。

新潟イロドリプラスさんで連載されているフリーアナウンサー遠藤洋次郎さんのコラム「ミドリのイロドリ」は毎回楽しく拝見させていただいていた。

ご自身のアナウンサーとしての経験と農業という経験が奏でるマリアージュは芳醇な香りを放ち、さすがアナウンサーさんは違うなぁと毎回楽しみにしていた。

そんな一読者だった私が、まさか同じ土俵に立たせていただくことになるとは。

さて、ご依頼を頂いたのは良いが、
どのようなジャンルの記事が良いのか。

新潟イロドリプラスさんと言えば、地域の魅力を発信するイメージ。

一応、私が文章を書く時は「人に見られる」事を意識しており、いかに見てくれた方が楽しんでくれるかということは考えて投稿させていただいているが、所詮は自分のSNS。

自己満足の世界だし、問題発言があったとて自己責任で済むが、ご依頼となればそうはいかない。

私が普段投稿している「おぢさん」の日々をダラダラと垂れ流しているどうでも良い内容とは訳が違う。

私もそれなりの大人。様々な経験もある。

真面目な内容から不真面目な内容まで、どちらでも対応できる。

「どのようなジャンルのコラムを書けば良いですか?」
と尋ねてみたところ、

「過激な内容で無ければ何でも大丈夫ですよ」
とのこと。

うむ。ふわっとしている。

まず、過激に思うか思わないかは個人の概念ですよね?
と、西村ひろゆき氏のような発言をしそうになったが、そこは大人なのでグッとこらえる。

なるほど、そうか。
今回ご依頼いただいたのは、私が普段SNSで投稿しているおぢさんが日々垂れ流している徒然を期待されているのだ。

そう勝手に解釈させていただいた。

では、一発目のコラムは何にしようか。

真面目な投稿か。それとも不真面目な投稿か。

そもそも読んでいただいている方には
「あなたは誰?」となっているはず。

それならばまず自己紹介か?

悩んだ挙句、「もし私のコラムを一冊の本にするとすれば、まずはまえがきが必要だな」と、とりあえず「まえがき」っぽい感じで書かせていただいた。

今後このコラムがどのような形になって行くのか。

本人もわからないが読んでいただいた方のこころが少しでも彩られるのであればこの上ない喜びである。

(2022.01.07:コラム/上野龍一)


【 上野龍一 】
~プロフィール~

1975年4月28日生まれ
新潟県新潟市出身
「有限会社看板の上野」代表

経営者として人生経験を積む傍ら心理学、コーチング、エゴグラム心理分析などを研究。
自らを実験台に実績を繰り返して企業や学生への講師やコーチング、セミナーなどを開催する「可能性創造研究所」を設立。

また、地域イベントの企画、運営をするユニット「ニイガタ工務店」としても活動中。

「働くということは社会に貢献すること」を信条とし、様々な地域活動や企画運営を行っている。